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日本高齢者・障害者虐待防止協会が目指すもの

「いつまでも生きがいを持てる
社会のために。」

年齢を重ねられ病気になったり、認知症になったりして生活が難しくなった人が虐待という更なる困難を受ける。
高齢者に関わる仕事にやりがいを感じていた人、大切な家族の介護を献身的にしていた人が虐待をする人になってしまう。
この抵抗することのできない「虐待される」という問題、そんなつもりではなかったのに「虐待する」側になっているという問題を解決したい。
私たちは、「虐待ゼロ」を達成することで、どんな人でもいつまでも「したい!」と感じられて、「できる!」と信じられる社会の実現を目指しています。
「いつまでも生きがいを持てる社会のために。」

私たちの活動の三本柱

なぜ私たちの活動が必要なのか

「介護する、介護される」が当たり前の社会が到来

総人口と現役世代(15~64歳)の人口が減少していく一方で、高齢者人口はしばらく増加していきます。
そのため2035年には3人に1人(32.8%)、2055年には2.5人に1人(38.0%)が65歳以上の高齢者になります。
また、2015年では1人の高齢者(65歳以上)に対して2.3人の現役世代が支えていたものが、2055年には1.4人が支える時代が到来すると言われています。
介護は誰にとっても身近なものになってきています。

参考:平成29年版高齢社会白書

深刻化し続ける高齢者虐待

要介護施設従事者による高齢者虐待

養護者による高齢者虐待

参考:高齢者虐待の要因分析及び対応実務課題の解決・共有に関する調査研究事業

平成18年度以降、要介護施設従事者による高齢者の虐待の件数は右肩上がりです。
養護者による高齢者虐待の件数は一時横ばいとなっていましたが、ここ数年で増加傾向にあります。
報告されていない隠れた虐待があると言う調査研究もいくつかあり、実態はさらに多いと予想されます。
高齢者の人口が多くなる中、虐待を防止するための活動は十分機能していないと言えます。

多様な高齢者虐待の種類

身体的虐待
高齢者の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴力を加えること。
性的虐待
高齢者にわいせつな行為をすること又は高齢者をしてわいせつな行為をさせること。
介護・世話の放棄・放任
高齢者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置、養護者以外の同居人による虐待行為の放置など、養護を著しく怠ること。
経済的虐待
養護者又は高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分すること、その他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること。
心理的虐待
高齢者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。

実はこれも虐待

  • 車いすから立ち上がらないように車いすの前に障害物をおく。
  • 頼みにくい雰囲気を作るだけでなく呼びかけを無視する。
  • 「なんでそんなことするの。」と叱るような声かけをする。
  • 更衣が終わっていない状態でその場を離れる。
  • 「介護しているから」と承諾なしにお金を使う。

虐待が起こる原因

要介護施設従事者による虐待の発生要因

第一位 
教育・知識・介護技術に関する問題

第二位 
職員のストレスや感情コントロールの問題

第三位 
職員の性格や資質の問題

養護者(家での介護者)による虐待の発生要因

第一位 
介護疲れ・ストレスの問題

第二位 
知識・技術不足に関する問題

第三位 
養護者の疾病・状態

原因の多くは「教育・知識・介護技術等に関する問題」と「職員のストレスや感情コントロールの問題」が占めています。

参考:高齢者虐待の要因分析及び調査結果の継続的な活用・還元方法の確立に関する調査研究事業(平成29年3月)

解決したい虐待の原因

医療や介護に関わるものが必要な知識をもっていれば、さまざまな介護の場面において高齢者や障害者のおかれた状況を理解できるようになります。知識や技術があれば、ストレスが少ない状態で高齢者と関わることができるようになるのです。
また、ストレスは人口問題、介護の業界の問題、職場の問題など虐待者を取り巻くさまざまな環境が要因ともなっています。

虐待をゼロにするためには多角的な対応が必要になってきます。

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