「ごみ屋敷」まとめ

2017年11月29日

ごみ屋敷とはDSM-5(米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアル)においてHoarding disorder HD)とされているものの極端な状態のことです。

つまり精神疾患の一つであると考えられています。

日本語ではホーディング障害、買いだめ障害、ため込み障害などいろいろな表現がされていますが、ホーディング障害が一番適切な表現になるのかと思います。

別な表現としてディオゲネス症候群(Diogenes syndrome)と呼ばれています。

ホーディング障害とは、物を捨てることや手放すことに対して強い苦痛があり、保持していたいという強い衝動を持っています。そのため、自宅はたくさんの物(他人にとって価値があるかどうかは関係ない)が蓄積した状態となっていて、そこで生活することが非常に困難な状態になっています。つまり、寝室やリビング、台所、風呂、トイレ、つまり家中が物だらけゴミだらけになっています。ときに道路といった公共のエリアにまで物がため込まれます。動物が収集されている場合もあります。これらは大変不衛生であるだけでなく生活の場がなくなり危険な状態です。それでもなお物を捨てることができないし、収集をやめることができません。

ところが、このような状態は自分にとって問題であり、さらに他人に迷惑をかけているという認識はかなり希薄です。

こういった理由から、他人の助言を聞くことができないし、援助を受けることができないため非常に解決が難しいです。

強引に片づけたとしても再発するためなかなか解決に至りません。

セルフネグレクトといえると思います。

セルフネグレクトについては追ってコラムにて発信したいと思います。

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