『グレーゾーン・不適切なケア』これらは虐待である!

2017年11月29日

NPO法人地域ケア政策ネットワークが厚生労働省から委託を受けて実施した虐待に関する調査が公開されている。

この中で「グレーゾーン」と「不適切なケア」という言葉が使われている。
グレーゾーンの説明は、「虐待・身体拘束とするには、十分な根拠が得られない非意図的虐待・非意図的身体拘束が疑われる行為」と書かれている。
不適切なケアの説明では、「身体拘束・虐待へと連鎖していく可能性のあるケア」と書かれている。

それぞれの具体的な事例として、

【グレーゾーン】

●車いすのタイヤの空気を抜く
●動きが分かるように利用者に鈴をつけている

●排泄の回数が多いと怒られ、紙おむつを使用している など

【不適切なケア】

●注射器のようなもので、無理やり食事を口に入れる

●入浴後、バスタオル一枚を掛けただけで廊下を移動

●食事の際、ご飯に薬を混ぜている

●紙おむつをしている利用者が「おしっこがでた」と訴えても「時間じゃないから」と交換してくれない。 など

この調査だけでなく他の資料でも「グレーゾーン・不適切なケア」と書かれているものを目にすることもあるが、具体例はほぼ虐待としか思えないものばかりである。

高齢者の基本的人権が守られていない場合、権利利益を侵害されている場合、虐待であると認識すべきである。

自分の大切な人がグレーゾーン・不適切なケアを受けた時、決して許せないはずである。

医療や介護に関わる人たちはそろそろ自分主体の意識を変えて、患者さんや利用者さんの目線も持つべきである。

そうしないといつまでたっても虐待はなくならない。そのうち親や自分、子供までも虐待される立場になることを自覚するべきである

みんなの意識が変わることを願っています。

いつまでも生きがいを感じられる社会を実現するために虐待ゼロを達成しましょう!

 

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